小幡勲夫の亡き妻が、平成 8年に手に入れた新宿区百人町の 6部屋あるアパートが、

後妻の小幡道子に因って売られていることを知った。

 

(知ったのは、小幡勲夫と生前親しくお付き合いくださった方と父の思い出話を語り合った 11月14日であったことにも なにか大きな力の采配を感じる)

 

不動産(土地・建物)の登記情報を知る方法は、 登記情報提供サービス がある。

このインターネットで取得した登記情報に記載されている内容は、

情報を取得した時点での登記簿(法務局で発行される登記事項証明書)の記載内容と全く同じである。

一点だけ違うのは、インターネットで取得した登記情報はあくまで情報であり、「証明書ではない」ということである。

インターネットで取得した登記情報は、裁判所や役所に提出する書類としては使えないのである。

とはいえ、土地や建物の名義が誰になっているのかを調べる目的であれば、法務局(または支局・出張所)で取得する証明書である必要はない。

 

グリーンハイム 新宿

 

この時、 ひどく驚いた! ことがあった。

 

後妻が売った先の企業の住所地が、

父が西新宿6丁目に所有していた新宿中央公園すぐのマンションの住所であったのだ。

 

父は、このマンションの5階と8階のワンルームを所有していた。

家賃は各部屋 7.5万円で、行政区相場では 20.50 ㎡の各部屋売買の相場は1,500万円〜1,900万円である。

 

購入先の会社の部屋番号が謄本では、わからない。

にしても・・・である。

 

このような偶然があるのだろうか?

 

翌日(11月15日)、法務局で不動産の謄本取得申請をした。

しかし、「登記中なので、発行できません」と。

「あれ?11月1日に後妻の小幡道子が相続して、同日に売っぱらっているのに?」

そして、11月24日の今日。

11月17日にさらに転売されていたことがわかった。

不動産売買

JR 大久保駅からも新大久保駅からも、徒歩3分ほどの場所。

80㎡ほどの土地と 2階建ての建物 である。

おそらく、売買価格は 8千万円~1億円になるだろう。

父は、平成15年(2003年)7月23日に結婚した後妻が、前夫との間に息子とその孫が3名いるため、

自身と血のつながりのない人間に、自分の人生でゼロから創り上げた資産を奪われることを良しとしなかった。

後妻との20年に渡る婚姻生活は、亡くなった母との35年間に渡るコツコツと母が節約し貯めたお金と

母が父を支えて創り上げた財産と、母が自分の働きの中から支払いをした

百人町のこのアパートからの家賃が、二人を支えていた。

 

当然、普通であれば、先妻が残してくれた資産で、

自分が養われていることに対し

感謝の気持ちをもつのではないか?と、私は思う。

が、後妻は、亡き母と長男の弟を祀る仏壇を毛嫌いし、

墓参りもしなくていいという教えの新興宗教を上手く使った。

 

別に母も弟も、後妻に墓参りにきてもらっても嬉しくはないだろうから

私も、それについては どうでもいい という気持ちだった。

後妻は、北仙台の有名な寺の出で、仏教については自分はプロだと言って、父と結婚した。

今となれば、その場のその嘘の辻褄を合わせるために、何か言い訳を探して新興宗教を上手く利用したのだと思う。

 

私が思うに、前妻が残してくれた恩恵に感謝する素直さも謙虚さも、後妻には米一粒ほどの気持ちもなかったのだろう。

父と籍を入れた直後、父は高熱を出し、原因不明で病院に担ぎ込まれ、大腸がんと診断され、手術をした。

後妻は、術後の父に「マンション買ってくれる約束で、今日が契約日でしょ!どうしてくれるの!」と怒鳴り、

怒って病院から去っていった。

父の姉と、長女の私が病院から連絡を受け、術後の父に付き添った。

「どういう人なのか、よくわかったのではない?」

「そういう人で良いのか、いい大人なのだから自分で判断しなさい」

術後の父に対して、気の毒ではあったが、亡き母であれば、絶対に、そのような言動をしない

父のことを本気で愛した女性であったので、後妻のこの行動に対し、

父を一番に大切にしていた亡き母が可哀そうでならなかったのだ。

 

話を戻そう。

後妻が亡き母のアパートを売った先の企業が、さらに2週間後に売った企業の謄本を取った。

何度も何度も、本店移転を繰り返し、商号も変更している。

法務局の方も、ちょっと異常性を感じたのだろう。

この閉鎖登記の前も謄本を取りますか?

と、親身になって、閉鎖登記内容を繰り返し探してくれた。

残念なことに、電子化される以前の(閉鎖)登記内容は、

千葉県の管轄法務局まで行かねばわからないことがわかった。

 

心の中で、ため息をつきながら、見知らぬ方々が

私の気持ちに寄り添ってくださったことが、とてもとても嬉しかった。

 

©2024 公務員住宅サービス株式会社

ユーザー名とパスワードでログイン

ログイン情報を忘れましたか?